ぼかし肥が完成しました。

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ようやくぼかし肥が完成しました。

4月26日に仕込み(記事はこちら)ましたので,発酵期間は20日間なります。
ぼかし肥・発酵容器・密閉

トロ箱のふたが窓のように切られているのは,以前,好気性の菌類・細菌類でぼかし肥をつくった容器だからです。

再利用ということで,容器はヨーグルトや酢で洗って使用しています。

 

 

発酵期間は2週間くらいで十分だと思いましたが,忙しさにかまけて放置していました。 (実は内心,発酵が進みすぎていたり,腐敗していたりしたらどうしようと思っていました。)

さあ,いよいよ,封を開けます。
ぼかし肥完成・コウジカビが見える

見えますか。 表面にうっすらカビの菌糸のようなものが見えます。

においは,まさに「酵母のにおい」。

よい香りです。

 

 カビの菌糸のような部分を取り出しました。

ぼかし肥にはえたコウジカビ

青カビや腐敗した部分は全く見当たりません。

黒糖ではなく,安価な上白糖を使った原料でも上手くできました。

スポーツ飲料のミネラルの効果があったかはわかりませんが。

 

あとはこれを日陰で乾かせばOKです。
しっかり乾かせば,保存がききます。
ぼかし肥を日陰で乾かし完成・保存方法

キタアカリ・メークイン・ダンシャクを植えました。

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ようやくジャガイモを植えました。

これまで浴光催芽(記事はこちら)で芽を大きく育てていた種イモを30cm間隔で置きました。
植えた品種はキタアカリとメークインとダンシャクです。

ジャガイモ植え付け・ゾウさん堆肥・ぼかし肥

 

 

 

 

 

 

ちなみに種イモと種イモの間にゾウさん堆肥ぼかし肥を置きました。
ゾウさん堆肥を使うのは初めてですが,化成肥料を入れずに育ててみようと思います。

普通,生育期間の短いジャガイモは元肥一発で勝負ですが,土寄せの際にぼかし肥を与えてみようと考えています。

「野良カボチャ」か「タキイのえびすカボチャ」か。

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ぼかし肥をつかって,ゴミ汁液肥をつくっています。
ゴミ汁液肥の残渣は,有用な微生物群にあふれ,栄養価が高いため,極めてすぐれた堆肥になります。
そのため,できた残渣は畑や庭のあちこちに埋めているのですが,分解されにくいものもあります。
例えば,カボチャの種です。

案の定,埋められたゴミ汁液肥の残渣の中からカボチャの芽が出てきました
うちの嫁が去年食べたカボチャに外れはなかったというものですから,育ててみることにしました。

これが,その野良カボチャです。
野良カボチャ・ゴミ汁の残渣

 

 

 

 

 

 

実は,タキイのカボチャ「えびす」の種も購入しているのですが,どちらも植えたくなるのが人情?というものです。
タキイのカボチャ「えびす」

プランター栽培のイチゴの花が満開です。

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プランター栽培のイチゴの花が満開です。

イチゴの花・満開・プランター栽培
品種は「とちおとめ」です。

ランナーを育てながら,ここまで増やしました。

今年は,ゴミ汁液肥が効いて,花の数が多い気がします。
天候にも恵まれて,蜂やアブがたくさん飛んできています。

形のいいおいしいイチゴがなるではないかと期待しています。

 

イチゴの花のアップです。

イチゴの花・満開・プランター栽培

葉も充実していますし,花の数も例年より多いです。

息子も娘もイチゴが大好きで,甘い香りに誘われて果実に群がりそうです。

気がかりは,昨年播いた「あまおう」の苗です。
また今度レポートします。

上白糖を原料にぼかし肥を安く作ってみました。

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天恵緑汁をつかったぼかし肥作りを行いました。

普通は,原料に「黒糖」や「魚粉」・「骨粉」を入れるらしいのですが,黒糖も魚粉も値が張るので安くできないか工夫してみました。
黒糖の代わりに上白糖,そして魚粉は入れずに作ってみました。
上白糖は購入しても安いですが,さらに今回はビール1箱に付いてくる景品の砂糖1kgを使いましたので実質ただです。
ぼかし肥の原料・白砂糖・工夫・安価

 

 

 

 

 

 

上白糖と黒糖の違いは精製されているかいないかで,黒糖はミネラル分を多く含んでいるとされます。
そして,天恵緑汁中の有用な細菌類はそのミネラル分を必要とするのだそうです。だから,黒糖を使うというのが理由のようです。

しかし,黒糖を750g~1000g購入しようと思うとけっこう高いです。だから,その代用を考えました。
そこで,景品の上白糖とスポーツ飲料の登場です。上白糖に足りないミネラル分をスポーツ飲料(スーパーで90円)で補おうと考えました。
ぼかし肥・原料・イオン飲料・ミネラル

 

 

 

 

 

 

天恵緑汁は,昨年の残りを使いました。ちょうど100ml残ってました。一般にはこの量で十分ですが,ミネラル分を補う意味と有用細菌類の活性度に配慮して昨年の9月に作ったゴミ汁液肥と無添加100%リンゴジュースでつくった天恵緑汁もどきを100mlずつ加えました。
昨年のゴミ汁液肥は,漬け物のにおいから甘い香りに変わっています。天恵緑汁もどきも同様です。これらは原料が果物や野菜ですから,カリウムやカルシウム等のミネラルが十分だと考えられます。
ぼかし肥・原料・天恵緑汁・ゴミ汁液肥

 

 

 

 

 

 

上の3つを混ぜたものです。白く見えるものが浮いていますが,酵母の類だと思われます。
まったく問題ありません。
ぼかし肥・天恵緑汁・ゴミ汁液肥等混合液

 

 

 

 

 

 

まずは米ぬか,上白糖,油かすを混ぜ合わせます。今回は米ぬか7.2kg,上白糖1kg,油かす4.5kgです。
当初は,米ぬか10kg,砂糖1kg,油かす6kgの予定でしたが,コイン精米所からもらってきた米ぬかが7.2kgしかなかったため上の分量になりました。つまりアバウトなのです。
ぼかし肥・米ぬか,砂糖,油かす
ぼかし肥・原料混合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天恵緑汁等混合液をスポーツ飲料とくみ置きの水道水で伸ばし,上の混合物に加えてよくまぜます。湿り気が足りなければ,くみ置きの水を加えて再びよく混ぜます。水を加えすぎたなと思ったら,米ぬかを加えます。(実際,今回も水を加えすぎた感がありましたので,油かすを加えて調節しました。水の量は慎重に少なめからの方が予定通りにいくでしょう。)

湿り具合の目安は次の画の感じです。軽く握って,指で突くとすぐに崩れるくらいがよいとされています。
ぼかし肥・固さ・水分量
ぼかし肥・固さ・水分量・崩れるくらい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湿り具合の目安を動画でも撮ってみましたのでご覧ください。

あとはこれをトロ箱やバケツに入れ,密封します。天恵緑汁の中の有用細菌類は,嫌気性だからというのが密封の理由です。もちろん,蝿が侵入して卵を産むとウジがわいてしまいますので,その対策でもあります。
この状態で1,2週間置くと,完成です。私の住む秋田では,まだ夜は寒いので,発酵に2週間はかかるとみています。

さあ,安価なオリジナルぼかし肥は上手くできるでしょうか。楽しみです。