今年は,近所の草むらや庭の木に黒とオレンジ色の毛虫が大量発生しています。
昨年は,スモモの木に通称「さくら毛虫」,シャチホコ蛾の幼虫(モンクロシャチホコ)が大量に発生したのですが,今年はドクガの幼虫のようです。
幼齢のうちは,枝の先に集まっていますから,見つけては枝ごと切って袋に始末していましたが,キリがありません。
あとは様子を見ていたのですが,鳥やトカゲたちはこの毛虫が大好物だそうで,モズやツグミがよく飛んできていました。
そんな中,庭の木をよーく見てみるとカナヘビがぶら下がっているではありませんか。
あの木は,毛虫が大量発生していた木です。中の方は取り切れなかったので,カナヘビが食べに来て満腹で休んでいるのではないかと思いました。
ところが,次の日になっても,この姿。どうも休んでいるのではなさそうです。
カナヘビ同様に毛虫を狙ってやってきたモズにやられたのかもしれません。
早贄(はやにえ)というヤツでしょうか。
(早贄なんて,自筆じゃ書けないね。)
いずれにしても,毛虫の大量発生は歯止めがかかったようです。
天敵,食物連鎖の自然の摂理はすごいなと感じています。