親ショウガの冬越しの方法

親ショウガ(ひねショウガまたは種ショウガ)(註)の冬越しに成功しました?!。

 ひねショウガ(老成ショウガ,古根ショウガ)の定義は定まっていないようですが・・・。
永谷園生姜部さんの定義では新生姜も2ヶ月以上保管するとひねショウガと呼ぶことになるようです。
そこで,ここでは,植え付けに用いた種ショウガ,球根ショウガ,すなわち,その年に育った新生姜の土台になった親ショウガを指すことにします。

昨冬,ショウガを収穫したのですが,食べるには忍びない新生姜とひねショウガをどうしたものかと考えたあげく,保冷ボックスで保管することを思いつきました。

北東北では,地中深く掘っても,ショウガの冬越しの温度を保つことは出来ません。

それならばと湿った籾殻を詰めた保冷ボックスの中に親ショウガを入れました。そして,その保冷ボックスを台所(居間続き)の冷蔵庫の上に置いて保管し,冬越しさせてみました。

新生姜は元々弱っていたので,残念ながら皮だけになってしまいました。それでも腐敗したというよりはトビムシやセンチュウ類などに食べられた感じでした。

150610球根ショウガの冬越し

ダメだったかと諦めかけた瞬間,既に芽を出している種ショウガ2片を見つけました。

150610球根ショウガの冬越し

うれしいかな,この結果,北東北でも室内なら冬越しさせることが出来ることが明らかになりました。

まだまだ工夫・研究の余地はありますが,今年の冬も試してみようと思います。
取り急ぎ,残ってくれた2片の種ショウガを畑に植えたいと思います。

「30年来の休耕地を耕し,有機畑に蘇らせます。有機栽培・ぼかし肥料・実生苗作りに工夫を重ねて挑戦します。姉妹ブログ:有機栽培ブログ(JUGEM)と連携しています!」

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